わたくし岡本依子は、2015年12月6日付けでNPO法人アスリートヘルスマネージメントの代表理事を拝命いたしました。
早稲田大学在学中にアメリカでテコンドーに出会い、21歳という年齢で遅ればせながらスポーツの世界に入りました。その後、3度のオリンピック出場を果たし、シドニー五輪では銅メダルを獲得。2009年に現役引退後は、人生をかけて愛し、闘ってきたテコンドーというスポーツを通して得たものを活かして、社会のお役に立ちたいと思うようになりました。
現代、IT技術の急速な進化によって、私たちの生活は肉体的な作業からは解放されました。それと同時に、今までにない速度で情報があふれ、それに対応することにどんどんせわしなくなっているように思います。身体を使うよりも頭ばかりを使うことに忙しい社会となり、その変化に追いつけないことが、人間関係や人格自体にひずみをきたし、社会問題として深刻化しているのではないかと私たちは考えています。
人間は本来、「動く」ように作られており、動かずに、頭だけを働かしていることは不自然な状態であるのではないでしょうか。
そのような現状を考えますと、私たちアスリートが純粋にスポーツに打ち込むことによって得た「人間としてのバランス感覚」や「周囲の方々への感謝の気持ち」はかけがえのないものであり、現代社会そして、社会の未来である子どもたちに必ず役に立つことができると確信しております。
スポーツに取り組み、身体を使って運動することで、個人が身体も心も健康になり、そのような個人を増やしていくことで社会全体を健康にしていく役割をAHMは担っていかなければなりません。そのために、AHM代表を拝命したとの思いで、緊張感と使命感を改めて感じております。
①「アスリート=どんな状況でも夢を持って諦めずに事を成し遂げる人」
人材を育成すること(セミナー・ライフスキル合宿・学校訪問)
②生活にスポーツを取り入れるライフスタイルの構築のサポート
(スポーツ教室・トレーニング・コンディショニング)
③スポーツコンテンツで地域を活性化させること
(公共スポーツ施設への運営アドバイス)
この三つを柱に、アスリートや学識経験者一同、皆様の身体と心の健康を実現すべく全力を尽くします。どうぞよろしくお願い致します。
NPO法人
アスリートヘルスマネージメント
理事長 岡本依子
揺るがない価値観
相手を自分に置き換えて考えられる力